日本を含めたアジアの街並みと異なるのは、色使いがモノトーンで、派手な色づかいが非常に少ない。もちろん赤、黄、青、緑などの色も使っているのだがそれ自体が主役になるほど大きくなく、周囲にうまく溶け込むアクセントとなっている。
街並みの色はまるで規則で統一されているかのようである。
改めて我が日本の田舎の家並みを見てみるとその違いに気づく。わが国では壁の色は白を基調にしてある家が多いがそこにわずかに赤、黒、あるいは青、などいろんな色が混ぜてある家が多い。茶系統の白だったり、青系統の白だったり、黒を少し混ぜた白(灰色)だったりというわけだ。中にはピンクがあったり赤があったり青もある。とても統一という具合にはいかない。屋根にしてもしかり、青い屋根があったりする。思い思いの色でまとまりがない。
家は大体が石積み(石灰岩だろうか)でその上をモルタルのようなもので仕上げある。暖炉用の煙突のある家がほとんど。使っているかどうかは別だけど。
街には自販機はないしコンビニもない、小さなお店もたいへん少ない。
日本の街にある、何々整形外科、何々不動産などのいろんな看板もない。お店も日本のコンビニやチェーン店のように原色の派手な看板に覆われてない。
例のくるくる回る床屋のマークもない。床屋に1回も出くわしたことがない。お医者も病院も。どこにあるんだろうか。とにかく表示がおとなしいのである。
大書した交通看板、交通安全ののぼり、安売りののぼりもない。
ガソリンスタンド、スーパーも存在を自己主張していない。
1000km以上走れば日本ではあちこちで小中高の学校を見ることができるのに、ほとんど学校に出会わなかった。出会ったのに気付かなかったというのが本当かもしれない。
各家にはベランダもないし、洗濯物も干しているところをほとんど見たことがない。寒い期間が長いので生活スタイルが違うものと思われる。
さらに、ここフランスでも電柱、電信柱はやはり非常に少なく、地中に埋まっているので街頭は非常にすっきりして、見た目がいい。携帯電話の電波塔らしいものもにもお目にかかれない。
風水害、火事に弱い日本の木造の家屋と比較し寿命が長いと思うし、家、街並みの新陳代謝の周期が長く、見た目の風景は100、200年前に来てもほとんど同じではないかと思う。
家の中に入れば、生活のにおいがする風景があると思われるが、冬の小雪が舞う時期は、外は人通りが少ないし、寂しいものとなるだろう。
ちょいと見ではすっきりしてきれいだなと思うんだけど、長い間生活すると、単調な街並みに飽きが来ないのだろうか?
このような町がいいのか、雑然としたアジアの街並みがいいか?
さらに気が付くのは車が少ないのだ。どこに止めてあるのか。日本の田舎であれば道路から2,3台の車が止めてあるのが容易に観察できる。そういえば軽自動車、軽トラがいないのである。
宿泊したこの長屋のような家の裏側は
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こんな感じの生活感あふれ感じだった。
自転車を持っていくと大体裏戸を開けて自転車を保管してくれる。
扉の向こうの裏に生活がある。当然だね。
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日本で200年前の時代劇を撮影しようとしてもほとんど当時を再現する街並みはないだろう。
しかしフランスの田舎にはあちこちに100年、200年前の街並みがゴロゴロしている。
街には一目見て現代的なものがほとんど見られない。
木造板塀藁葺きで寿命がある日本の家と大いに異なる。
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よく見てみるとテレビのアンテナがある
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もう一つ気が付いた点
街の街灯が大体どこの街に行ってもしゃれている。
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こんにちは。はじめまして。
返信削除すみません、こちらは、フランスのどこなのでしょうか。
教えて頂けませんか?
観光地観光地していないフランスに行きたいと思ってました。
よろしくお願いします。